三重輸入車ショー2017の感想 その2
前回の記事の続きです。
試乗の感想
ボルボV40は実家にいた頃、2000年に発売した後期型に乗っており思い出のある車です。確かターボが付いていたと思うのですが、当時のターボは高速走行→停車後すぐにエンジンを止めるな、といった注意書きがかかれていて、それを知らずにすぐにエンジンを停めたら親父に怒られたのを今でも覚えています。
そんなボルボですが、中国・吉利汽車と資本提携をしたのが影響したのか分かりませんが、デザインがガラリと変わってしまいました。個人的には2005年頃までの角丸いデザインが良かったのですが。
さて、試乗してみての感想ですが、正直な所あんまり覚えていません。前回の記事に書いたようにとにかくディーゼルがうるさい印象しかありません。後部座席に乗っていた奥さんは、走り始めるとガラガラ音はあまり気にならないと言っていましたので、自分が気にしすぎなのかもしれません。昔から安全性を売りにしてきたボルボですが、他社と技術的な差異がなくなってきており、わざわざこの車を選ぶか?と考えると微妙なところです。乗り出しで400万くらいいってしまいますので、多分買うことはないでしょう。
全くの候補外だったのですが、空いていたので乗ってみました。フロントガラスがかなり大きく、前席の乗員の頭の上あたりまでガラスで覆われています。そのため、ものすごく視界が広く運転しやすいことに加え、開放感があります。しかし、窓が広い分日差しも多く浴びてしまうので、結局は閉じて走行してしまい、あまり使わないような気もします。特に真夏は暑くて地獄でしょうね。頭に近い部分のガラスを覆うスライドがあるので、暑ければスライドを前方に動かせばいいのですが、これをすると唯一と言っていいC4ピカソの魅力が失われてしまいます。うーん悩ましい。
以下、試乗はせず展示車両に乗ってみての感想です。
■ジャガー・F-PACE
最近のSUVブームにうまく乗っかろうとするため、ジャガーが発売した初のSUVモデルです。金持ちはこんな車買っちゃうんだろうなー。高級SUVってどれもデザインがパッとしないんですが、F-PACEは結構好きな部類です。ちなみに嫌いな部類はBMWです。BMW X3とかデザイン的に何がいいのかわからないです(個人の感想です)。
■レンジローバー・イヴォーク
ジャガー・F-PACEとインテリアはほぼ同じです(F-PACEはこの車をベースに作られています)。レンジローバーといえばSUVなので、ジャガー・F-PACE買うならこっち買うだろうな。
■アウディ・Q7
とにかくデカイ。欧州の人はこんなデカイ車を買うのか? 2代目Q7はポルシェ・カイエンとプラットフォームを共用しており、ランボルギーニのSUVとも共用することが決まっています。確か、フォルクスワーゲンの次期トゥアレグも共用するはず。じゃあ、トゥアレグ、Q7、カイエンの中でどれ買うのよ?そりゃカイエンでしょう。当然ながら買えませんが。
以上が試乗した車種になります。
イベント全体の感想
昨年と比べて、ただでさえ短い試乗コースがさらに短くなっており、非常に物足りないです。複数のディーラーが同じ会場に集うので試乗出来ればいい、という人にはあちこちに行かなくていいですね。試乗しても得られる情報は限られていますが…。来年はもう来ないかもしれないですね。あまりにも規模が小さすぎます。
会場内で契約したら特別割引とかあるんですかね?あればいくきっかけになりますが、なければいく価値はなさそうです。車を見るのが好きな人は行ってもいいと思います。今年はアウディR8が展示されていました(乗れませんが)。