普通の人間が普通のことを書くブログ

日記、自動車関係、カーシェアリングを中心に思ったことをつらつらと書きます。

日本の駐車場の問題点

Google Mapsで駐車場を見つけやすくなった(アメリカとヨーロッパのみ) – TechCrunch Japan

タイトルの件、一言で言えば、統一的なデータベースがないこと、である。

タイムズ、三井のリパーク、akippaなど、みんなバラバラで独自のデータベースを持っている。ユーザはそれぞれのアプリをスマホにインストールし、空いている駐車場を探す。空いている駐車場はすぐに見つかるが、果たしてこの駐車場は安いのか?というところまで調べようと思うと数分を要してしまう。

akippaはトヨタと連携してトヨタスマホナビで駐車場検索できるようになっているが、akippaの駐車場なんてまだまだ数が少なくて全く使い物にならない。Google Mapですべての駐車場データが見れるようになれば駐車場稼働率も上がる気がするが、どこか日本の会社で動こうとしているところはないのか?

 

以下、上記の記事を読んだ感想。まとまりがないことをあらかじめ断っておく。

おそらく、GoogleはParkopediaの駐車場データベースをGoogle Mapsに取り込んだのだと推測する。

Parkopediaは、世界75ヶ国、6000都市、5000万件の駐車場に関するデータを提供している。欧米の駐車場を中心にデータベース化されているが、中国を除くアジア圏は対応していなかった。このような状況で、昨年のTU Automotiveという自動車関連のカンファレンスの場で、日本と韓国の駐車場に対応していく事が発表された。しかし、2017年8月末時点では未だにParkopediaでの検索には対応していない。もう少し待てば対応されるのかもしれないが、個人的には期待していない。

マルチモーダルの経路探索アプリもそうだ。A→Bに移動する時に、電車を使うのがいいか、車を使うのがいいか、はたまた飛行機?自転車?というのを調べたい時、日本のアプリだと車を使う場合の所要時間や費用が分からない。飛行機や公共交通の横断的な検索機能は優れていると思うが、車(自家用車、カーシェアリング)が絡むと途端にダメだ。このあたりはフランスなどのカーシェアが進んでいる国のアプリが良くできているのではないかと思うが、試したことが無いからよくわからない。

なぜこうなるのか?あらゆる会社、業界がクローズドだから?それは、データを共有することのメリットデメリットが見えていないから?このままだと日本の交通インフラはいつまで経っても進化しない。何か対策はないか。。